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2007 Fiscal Year Annual Research Report

圧迫感および開放性をもとにした都市建築の動的形態規制手法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18360285
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

平手 小太郎  The University of Tokyo, 大学院・工学研究科, 教授 (70165182)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宗方 淳  千葉大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (80323517)
吉澤 望  関東学院大学, 人間環境学部, 講師 (40349832)
Keywords都市計画・建築計画 / 行政・制度 / 視環境 / 形態規制 / 評価実験
Research Abstract

【実態調査,生活者参加型調査・実験】(1)調査票の作成…建築単体(建物居室,敷地),および周辺の街区・地区での,生活者が日常的に意識している圧迫感・開放性についての意識調査項目。現状評価(環境満足度)・要求水準(重要度)・環境記述・影響範囲(地図指摘)などを中心に構成した。圧迫感,開放性は4段階,環境満足度は7段階の評定尺度とした。(2)調査対象地域・地区の設定…低層住居中心,中高層住居中心,住商混合,住工混合,商業中心など地域の用途を考慮した上で,バランスよく地域を選定する。アンケート票回収後に回答者の住宅周辺状況を別途測定や現況確認をすることも考慮して,調査が容易な首都圏で行った。(3)実態調査の実施…選定した地域の居住者に配布および回収。アンケート票配布先は,戸建住宅,集合住宅の比率をバランスさせた。各地域毎のサンプルを設定した。(4)物理指標の実測調査…アンケート票の内容に基づき,回収後物理指標(住宅周辺の街路幅,建物高さ,建築物配置状況などから形態率,天空率,開放係数等)をデジタル地図報を数値変換することで実測した。(5)分析・考察…意識項目で得られた視環境に関する心理指標(一部順位尺度)を実態項目における空間的状況を示す物理指標(一部順位尺度)で説明する観点での分析を行う。同時に居住地域の特徴や地域性との対応関係の有無の検討,視環境性能が有効となる範囲の探索および規制対象範囲の単位の導出を行った。さらに,実態調査,現場評価実験,画像評価実験から得られた関係式,基準値などの知見の実証を行い,時間的連続性を保つための物理指標の変化率の設定を行った。
【画像評価実験】(1)画像評価実験(シミュレーション)の実施…刺激と媒体の組み合わせを検討し,外部からの被験者による評価実験を行った。 物理指標を系統的にコントロールした画像評価実験用モデルCGによる複数の市街地モデルを対象に,傾斜型スクリーン,VRシスァムにて画像評価実験によるシミュレーションを行った。(2)分析,考察…現場評価実験の検証を中心に,形態率,天空率(開放係数)と物理指標(圧迫感,開放感)の関係式を明らかにし,かっその閾値を求めた。同時に各心理指標に対応する物理指標の基準値の設定と妥当性の検証を行った。形態率,天空率(開放係数)と圧迫感,開放感の関係式を導出し,かつその閾値を求めた。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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