2006 Fiscal Year Annual Research Report
オーファン受容体を介して分泌されるペプチド、蛋白質の解析と生理機能の解明
Project/Area Number |
18390024
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
平澤 明 京都大学, 薬学研究科, 助教授 (70242633)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
淡路 健雄 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (60297546)
早野 俊哉 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (90332303)
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Keywords | オーファン受容体 / 脂肪酸 / 分泌 / ペプチド / 脂肪酸受容体 / 質量分析 / プロテオーム |
Research Abstract |
オーファン受容体のリガンド探索研究としては、リガンド探索の報告が未だに無い受容体5種類について、独自の細胞内局在変化の検出系によるリガンド探索を行った。各受容体をGFPとの融合蛋白質としてTREx-293細胞誘導発現可能な系を確立した。これらの細胞について、各種化合物添加時のGFP蛍光の細胞内局在変化を定量化することによりスクリーニングを行った。その結果、GTO2について添加により細胞表面上の受容体が細胞内へ移行するインターナリゼーションを惹起するリガンド候補化合物群を見いだし、現在、他の情報伝達系の解析等を含めて詳細な確認の実験を行っている段階である。またこのGTO2の発現する血球系の細胞株を、公共データベースに登録されたマイクロアレイデータの検索から予測し、RT-PCRで確認した。シグナル伝達と生理機能についての検討をするため、siRNAの発現ベクターを用いた抑制実験系、GTO2大量発現系、および、抗GTO2抗体の作成を行い生理機能解析のために必要な完了した。 脂肪酸がリガンドであることを既に見いだしているGPR120をモデルに、この受容体を介した刺激によりGLP-1を分泌をするSTC-1細胞を用いて分泌ペプチド・蛋白質の回収とプロファイルの解析を行った。培養上清を濃縮後、二次元電気泳動・銀染色を行うことにより蛋白質の同定を行った。現在、脂肪酸刺激前後での発現量の変動が認められる複数の蛋白質について質量分析による同定を行っている段階である。
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[Journal Article] The regulation of adipogenesis through GPR1202007
Author(s)
Gotoh C, Hong YH, Iga T, Hishikawa D, Suzuki Y, Song SH, Choi KC, Adachi T, Hirasawa A, Tsujimoto G, Sasaki S, Roh SG.
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Journal Title
Biochem Biophys Res Commun. 354(2)
Pages: 591-597
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[Journal Article] Developmental aberrations of liver gene expression in bovine fetuses derived from somatic cell nuclear transplantation.2006
Author(s)
Herath CB, Ishiwata H, Shiojima S, Kadowaki T, Katsuma S, Ushizawa K, Imai K, Takahashi T, Hirasawa A, Takahashi S, Izaike Y, Tsujimoto G, Hashizume K..
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Journal Title
Cloning Stem Cells. 8(2)
Pages: 79-95
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