2007 Fiscal Year Annual Research Report
無症候性脳梗塞・白質病変に関するガイドラインの検証研究
Project/Area Number |
18390256
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
小林 祥泰 Shimane University, 医学部, 病院長 (00118811)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 若生 東海大学, 医学部, 助教 (50226908)
卜蔵 浩和 島根大学, 医学部, 講師 (00263517)
寳學 英隆 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50314323)
福永 篤志 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (10265829)
佐々木 真理 岩手医科大学, 医学部, 講師 (80205864)
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Keywords | 脳ドック / 標準データベース / 脳ドックガイドライン |
Research Abstract |
1)無症候性脳血管障害の画像診断基準作成 昨年度の画像診断実験研究に基づいてMRI画像診断の標準化を行い、標準画像を含めて各施設に配布できる画像診断基準を作成した。この内容は平成20年6月に発表予定の「脳ドックガイドライン2008」に採用されることになっている。 2)画像診断基準に基づいた読影研究とその評価 この研究についてアンケートと同時に依頼も行い、10施設以上から読影研究への参加承諾を取り付けた。 最新の無症候性脳梗塞・白質病変診断基準に関するガイドラインの検証を行うことが重要な目的であるので今までの「脳ドックガイドライン2003」ではなく、新しい「脳ドックガイドライン2008」の公表を待って読影研究を行うことにした。 3)標準データベース試作版作成 標準データベース作成にむけて実績のある施設において各施設データベース等の内容調査を行った。36施設から回答を得て最低限必要な項目の洗い出しとオプション項目の検討を行い、標準項目の設定をほぼ終了した。 画像診断の標準的記載法及び各施設で多様な形式のある結果報告書書式作成に予想以上の時間がかかり、標準データベース試作版作成が遅れている。しかし、基本項目については骨組みの設計は完成しており、来年度前半に完成予定である。施設毎のインターフェイスソフト開発については施設への訪問調査結果を踏まえて可能性を引き続き検討し、既往歴などの変換可能な項目の洗い出しを行った。 4)脳ドック結果説明システム構築研究 島根難病研究所脳ドックに、モデルとなる脳ドックデータ蓄積用サーバーとMRI機器をLANで結んだ電子化脳ドック結果説明システムを試作し設置した。画像を含めた各種検査結果取り込み、正常画像対比が容易に出来るところまで開発が進んでいる。標準データベースの検査結果説明内容を項目毎に抽出し、選択入力可能なソフトを開発する準備が整った。
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Research Products
(30 results)
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[Journal Article] Early recurrence of ischemic stroke in Japanese patients: The Japan Standard Stroke Registry Study.2007
Author(s)
Kitagawa K, Hougaku H, Yamagami H, Hashimoto H, Itoh T, Shimizu Y, Takahashi D, Murata S, Seike Y, Kondo K, Hoshi T, Furukado S, Abe Y, Yagita Y, Sakaguchi M, Tagaya M, Etani H, Fukunaga R, Nagai Y, Matsumoto M, Hori M;
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Journal Title
Cerebrovascular Diseases 24・2-3
Pages: 289-295
Peer Reviewed
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