2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
Radio-sensitization by Sp1 through transcriptional regulation of DNA-PK and ATM
Project/Area Number |
18390330
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Niigata University (2008-2009) The University of Tokyo (2006-2007) |
Principal Investigator |
細井 義夫 Niigata University, 医歯学系, 教授 (50238747)
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Project Period (FY) |
2006 – 2009
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Keywords | 放射線 |
Research Abstract |
Sp1 を介したDNA2 重鎖切断修復酵素の転写制御を利用して、癌組織や正常細胞の放射線感受性を制御することを目的とする。Sp1の蛋白質量/活性をあげることができれば、ATM やDNA-PK の蛋白質量/活性は高められ、DNA2重鎖切断修復能が向上し正常組織を放射線防護することができる。Sp1 の蛋白質量/活性を低下させることができれば、ATM やDNA-PK の蛋白質量/活性は低下し、DNA2 重鎖切断修復能が低下して癌組織を放射線増感することができる。ATMとDNA-PKだけでなく、MDC1、XRCC4 など多くのDNA2 重鎖切断修復酵素のプロモーター領域にSp1 binding siteが存在する。Sp1を制御することによりそれらの蛋白質量/活性を一括して制御することができ、より効率よく放射線増感することが可能と期待される。さらに、Sp1、ATM、DNA-PK の発現が正常細胞より癌細胞で高いことから、Sp1を介して癌細胞を選択的に増感できる可能性が高い。以上のことから、癌細胞の選択的放射線増感の分子標的としてSp1 は極めて重要と考えられる。
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