2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18390339
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
藤盛 啓成 Tohoku University, 病院, 准教授 (50238622)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 昌史 東北大学, 国際高等研究教育機構, 准教授 (50400453)
関口 悟 東北大学, 病院, 助教 (20312580)
川岸 直樹 東北大学, 病院, 講師 (00333807)
土井 秀之 東北大学, 病院, 准教授 (90188839)
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Keywords | 膵島移植 / 糖尿病 / 異種移植 / 免疫寛容 / 抗体 |
Research Abstract |
ヒト同種膵島移植はエドモントンプロトコール確立以来、魅力的な治療法として世界的な注目を集めてきたが、ドナー不足という現実を一層際立たせる結果となった。この深刻なドナー不足を解消する有力な方法として異種膵島移植の臨床応用が切に望まれてきたが、特有の免疫学的バリアーであるInstant Blood-Mediated Inflammatory Reaction(IBMIR)に阻まれ、臨床的治療法として確立するまでには至っていないのが現状である。我々はこれまでに、本研究においてLow Molecular weight Dextran Sulfate (LMW-DS)がIBMIRを効果的に制御し得ることを見出し、その臨床応用プロトコールの構築に成功し、さらに抗補体ペプチド剤を加えることによりIBMIRをより効果的に制御し得ることを明らかとし国際移植学会にて報告を済ませている。本年度は、異種膵島移植の臨床応用を視野に入れた至適免疫抑制プロトコールの基礎的検討を行い、プログラフ、デオキシスパーガリン、C5a阻害ペプチド、メシル酸ガベキセートの組み合わせが有望であることを見出すに至っている。一方、Co-stimulation blockade抗体によるアネルジー誘導プロトコールは、小動物における移植実験では有用であると思われたが、臨床応用に際してはブタ膵島の安定培養法を樹立する必要があるという課題が判明し、引き続きさらなる研究の継続が必要であると思われる。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Dissecting the instant blood-mediated inflammatory reaction in islet xenotransplantation2008
Author(s)
Goto M. Tiernbere J. Dufrane D, Elgue G, Brandhorst D, Ekdahl KN, Brandhorst H, Wennberg L, Kurokawa Y, Satomi S, Lambris JD, Gianello P, Korsgren O, Nilsson B
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Journal Title
Xenotransplantation 15(4)
Pages: 225-234
Peer Reviewed
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