2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18390341
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
菅原 寧彦 The University of Tokyo, 医学部附属病院, 准教授 (90313155)
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Keywords | カルペリチド / 肝移植 / アポトーシス |
Research Abstract |
レシピエントラットの左外頸静脈にポリエチエンチープ(PE-90)をカニュレーションし、再灌流後120分間、0.01γ、0.03γでカルペリチドの持続静注を行った。肝機能の機能はICG血漿消失率で蛍光法にて評価した。その他乳酸値、アミノトランスフェラーゼ、血液ガスのべ-スエクセスの血液データを解析した。さらに血圧、心拍数などの血行動態の他、心係数や末梢血管抵抗などのヌワンガンツデータを分析した。全ての測定は、麻酔導入後、阻血開始直前、肝切除終了直後、肝切除終了直後60分の4ポイントで行った。カルペリチドは血行動態には影響を与えなかった。ICG血漿消失率と乳酸値まズラセボ群とカルペリチド群との問で有意差を認めた。一方で、PGE1群と対象群では両因子とも有意な差を認めなかった。ラット同所肝移植モデルで、カルペリチドにより再灌流障害が軽減される可能件が示唆された。
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