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2007 Fiscal Year Annual Research Report

脂肪組織由来間葉系肝細胞による重症心不全治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 18390375
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

佐地 嘉章  Kyoto University, 医学研究科, 助教 (00399776)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊藤 裕  京都大学, 慶應義塾大学・医学部, 教授 (40252457)
片岡 文代  京都大学, 医学研究科, 技術補佐員 (40422943)
池田 義  京都大学, 医学研究科, 准教授 (40281092)
KeywordsES細胞 / 細胞移植 / 慢性心筋梗塞 / 心筋再生 / Flk1
Research Abstract

脂肪組織由来間葉系幹細胞(ASC)は、in vitroの研究で血管新生増殖因子を分泌し、血管内皮細胞及び心筋細胞に分化しうることが証明されている。ASCは豊富に存在し、容易に採取できる点から細胞移植のソースとしての可能性が示唆されてきた。
ラット慢性心筋梗塞モデルにおける移植ASCからの各種サイトカインの分泌とその血管新生機序、心リモデリング抑制機序の解明を目的として実験を行ってきた。
ラット慢性心筋梗塞モデルの自己皮下脂肪組織からStromal Vascular Fraction (SVF)を採取しての自己細胞を用いた移植を行ってきたが、採取可能な細胞数が100万個レベルで安定してきた。PKH26で細胞のラベリングを行い、移植細胞の存在を安定して確認することができ、自己細胞を用いた移植ができるところまでは到達した。ただし、自己の大腿部付近からの皮下脂肪を採取した場合、感染、癒着などの問題があり、ミラーカテーテルを用いての心機能評価は難しく、できていない。心エコー検査に加えてのより正確な心機能評価をどのようにするか検討中である。細胞移植の実験においては、移植細胞のparacrine効果は極めて重要であり全体のテーマでもあるが、細胞の生着を正確に評価することも大切と考えるので、可能な限り心機能評価と細胞の生着の評価を同一個体でできるように検討中である。が、困難であれば、心機能評価は他の個体からの細胞を移植ソースにすることも検討中である。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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