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2007 Fiscal Year Annual Research Report

骨格筋芽細胞移植により誘導される心筋再生因子の同定と治療応用に関する実験的研究

Research Project

Project/Area Number 18390376
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

福嶌 教偉  Osaka University, 医学系研究科, 准教授 (30263247)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 澤 芳樹  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00243220)
松宮 護郎  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (20314312)
西村 元延  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (90291442)
上野 高義  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60437316)
市川 肇  大阪大学, 医学系研究科, 特任教授(常勤) (60303939)
Keywords心筋再生 / 細胞移植 / 心筋梗塞 / 心筋再生因子
Research Abstract

本研究は、比較的早期に臨床応用可能で、かつin vivoで梗塞心の心機能改善効果を示す「心筋再生因子;特に分泌蛋白」を系統的に同定する事を目的とした。そのため、骨格筋芽細胞の針移植後およびシート移植後の梗塞心修復課程での遺伝子発現を網羅的に解析し、心機能改善効果と定量的発現相関を示す分子について検討した。さらに、公開されたマウス心発生でのマイクロアレイデータを解析して、同定された分子のうち心臓発生及び成長に関与する分泌蛋白について選出した。上記で検討した蛋白をラット梗塞心に局所注入し、その後の経時的に心臓超音波検査の解析から心機能改善効果について検討を行った。
具体的には、左前下行枝結紮にて心筋梗塞モデルを作製した。遺伝子発現解析の結果から得られた候補因子のリコンビナント蛋白を心筋梗塞部とその周辺部に注入し、経時的に心臓超音波検査を行い、その治療効果を検討した。評価項目としては、左室拡張期面積、収縮期面積、左室駆出率、左室拡張期径、左室収縮期径を検討する。さらに、組織学的評価として、組織繊維化率、新生血管数などの解析を行う。さらに、骨格筋芽細胞シート移植との比較検討を合わせて行った。今後、心機能改善効果に寄与する可能性が高い候補因子群について、心機能改善メカニズムの解析を進め、現在臨床研究が行われている骨格筋芽細胞移植の治療効果メカニズムにつながるエビデンスを得るべく研究を進めていく。

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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