2008 Fiscal Year Annual Research Report
Non-coding RNAによる破骨細胞分化制御機構の解析
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18390497
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
下川 仁彌太 Tokyo Medical and Dental University, 大学院・医歯学総合研究科, 准教授 (80014257)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 和広 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (40272603)
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Keywords | 発生・分化 / 発現制御 / マイクロアレイ / 破骨細胞 / miRNA |
Research Abstract |
破骨細胞は骨芽細胞やstromal cellからRANKL刺激を受けてmonocyte-macrophage系の前駆細胞から分化してくる。この分化の機序についての研究はRANK-RANKL系の発見以後急速に進歩をしてきており、RANK-RANKL系以外にもTNFαや免疫系のシグナルの関与も明らかになってきた。しかしながら、これまでの研究は主としてシグナル伝達から転写調節因子を中心に行われている。近年、遺伝子発現の調節には転写調節因子以外に、エピジェネティックな染色体の構造変化が重要であることが示唆されていると共に、non-coding RNAであるmiRNAによる翻訳調節も重要であるということが報告なされつつある。これまでにヒトでは数百種のmiRNAが報告されている。本研究では、破骨細胞の分化においてもmiRNAによる翻訳調節が重要な役割を果たしているという仮説のもとに、分化段階の異なる細胞からそれぞれに特異的に発現しているmiRNAを分離同定し、その標的遺伝子の特定を行う。19年度は前年度に共存培養による破骨細胞の分化誘導系を用いて得られた十数種類のmiRNAについて個々に解析を行った。そのうちの数種類について変化が確かめられた。引き続き20年度はマウス骨髄細胞のM-CSF, RANKLによる破骨細胞分化誘導系により、破骨細胞の分化に伴い変化するmiRNAをmiRNAアレイとReal-time RT-PCRにより同定、確認した。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Lipopolysaccharide-induced bone resorption is increased in TNF type 2 receptor-deficient mice in vivo.2008
Author(s)
Hussain Mian, A., Saito, H., Alles, N., Shimokawa, H., Aoki, K., Ohya, K.
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Journal Title
J Bone Miner Metab 26
Pages: 469-77
Peer Reviewed
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[Presentation] Effects of Dentine Organic Matrices on Osteoclastogenesis.2008
Author(s)
Sriarj, W., Aoki, K., Ohya, K., Takagi, Y., Shimokawa, H.
Organizer
86^<th> General Session & Exhibition of the IADR
Place of Presentation
Toronto, Canada
Year and Date
2008-07-03