2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18390547
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
藤林 孝司 Showa University, 歯学部, 客員教授 (80013978)
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Keywords | 口腔乾燥症 / 診断基準 / シェーグレン症候群 / 口唇腺生検病理組織 / 口腔水分計 / 唾液腺シンチグラフィー / MR sialogarAhy / 唾液粘度 |
Research Abstract |
口腔燥症専門外来において、口腔乾燥(ドライマウス)を自覚して受診する患者さん、自覚症状は必ずしもなくても口腔乾燥やシェーグレン症候群(SS)の可能性が考えられ診査を了承された患者さん、および既にSSや口腔乾燥症の診断が確立しており経過中の診査が必要と判断される患者さんなどを対象としてつぎのような検索を可及的に行なった。1、ドライマウス自覚症状(口腔乾燥感)の査定、2、ドライマウス他覚症状(口腔乾燥状態)の査定、3、刺激時唾液量の測定:3-(1)chewing gllmによるガム試験3-(2)ガーゼによるSaxon test、4、口腔水分計Moisture Checkerによる口腔粘膜の保湿度検査、5、口唇腺生検病理組織像定量検査:口唇腺を数個摘出して生検し病理組織検査を行い、4sqmmあたり導管周囲に50個以上のポンパ球浸潤があるfocus数を計測すした。また脂肪化、線維化の程度を判定した。判定には顕微鏡画像解析装置を使用して標本上の組織の全体面積、1個単位の小唾液腺の面積、focusの面積、focus内のリンパ球数などを計測すした。6、唾液腺シンチグラフィー:両側耳下腺と顎下腺に関心領域を設定し、集積のtime activity curve(TAC)を描くとともに、蓄積率、分泌率を算出した。7、MRsialographyを撮像し分析した。8、吐唾法にて唾液を採取して超音波式粘度計viscostickにて唾液の粘度を測定した。9、唾液の物性の流動性の測定のためNEVA METERを用いて唾液の糸曳き試験を行って測定した。これら検査所見と計測値との相互関係、口腔乾燥の自覚、他覚症状スコアとの関連等については成績を解析中である。
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Research Products
(4 results)