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2006 Fiscal Year Annual Research Report

脊髄損傷患者の社会生活支援プログラム開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18390579
Research InstitutionKyoto Prefectural University of Medicine

Principal Investigator

西田 直子  京都府立医科大学, 医学部, 教授 (80153881)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岩脇 陽子  京都府立医科大学, 医学部, 准教授 (80259431)
長谷 斉  京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (00172883)
滝下 幸栄  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (10259434)
松岡 知子  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (90290220)
Keywords脊髄損傷患者 / 社会生活支援 / 移動動作 / プログラム開発 / ADL / QOL
Research Abstract

本研究における質問紙調査に先立ち、脊髄損傷患者の社会生活の現状を知るための面接調査を行った。全国脊髄損傷者連合会滋賀県支部と京都府支部の会員15名を対象とした。対象者の性別は男性11名、女性4名、年齢は最大70歳、最小35歳、障害の状況では頚髄6名、胸髄8名、腰髄1名、受傷後年数は最大30年、最小1.25年であった。また、ADLのBI値では最大85,最小35、QOLの状況としてGWBSでは良好5名、やや良好3名、平均5名、あまり良好ではない1名、良好とはいえない1名であった。対象者のADLやQOLの状況は、脊髄の損傷レベルが高いほど低く影響を受けていた。次に、社団法人全国脊髄損傷者連合会の近畿・東海ブロック会員800人を対象に質問紙を配布した。移動動作の現状を明らかにするため、受傷後の経過年数、障害レベル、受傷原因、入院期間、家族構成、就労の有無、車の運転の有無を尋ね、さらにADLとQOLの評価尺度や移動動作について調査した。4月現在の回収数は236名であった。性別は男性83.4%、女性16.6%、年齢は平均47.9±22.4歳、受傷後経過年数の平均は18.7年で、障害レベルは頚髄27.1%、胸髄49.2%、腰髄19.9%、受傷原因は交通事故34.7%、転落28.0%、家族構成は家族同居86.9%、独り暮らし9.7%、就労の有無は仕事がある34.3%、無職53.0%であった。また、同会の全国の会員の現状を知るために、ホームページを活用した調査を実施中である(4月〜6月)。他に、国内において脊髄損傷者の社会復帰のためのリハビリテーションを率先して行っている、国立身体障害者リハビリテーションセンター、星ヶ丘厚生年金病院、関西労災病院、兵庫県立総合リハビリテーションセンター病院などを見学し、脊髄損傷患者の退院後の生活についての各施設の取り組みなどを調べた。さらに、退院後社会復帰が比較的スムーズにできた脊髄損傷の男性2名を被験者とし、どのようにベッドから車椅子への移動を行っているのかをビデオに撮影し、健康な男性との比較を動作解析等で分析している。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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