2007 Fiscal Year Annual Research Report
質的研究方法を用いた看護学の学位論文評価基準の作成に関する研究
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18390581
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Research Institution | St. Luke's College of Nursing |
Principal Investigator |
萱間 真美 St. Luke's College of Nursing, 看護学部, 教授 (60233988)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 喜久子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (60119378)
麻原 きよみ 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (80240795)
木下 康仁 立教大学, 社会学部, 教授 (30257159)
グレッグ 美鈴 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60326105)
竹崎 久美子 高知女子大学, 看護学部, 教授 (60197283)
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Keywords | 質的研究法 / 看護学 / 修士課程 / 博士課程 / 論文審査 / 大学院・教育カリキュラム |
Research Abstract |
今年度は、前年度に行った国内外の有識者からのインタビューを元に、看護学の質的研究に関する評価基準の試案を作成することを目的とした。 まず、国外の質的研究の評価に関する有識者からのインタビューを引き続き行い、同時にその内容を分析した。会議を開催し、更なる検討を重ね、評価基準には、論文そのものの評価基準だけではなく、質的研究においては、審査システムの構成や審査員の選定等も各大学によって特徴があり、評価システムに関しても評価基準が必要であることが明らかになり、その観点からの分析も行った。また、論文評価をする上で諸外国の有識者の多くが言及している"Rigor"(厳密性)というキーワードに着目し、この概念について論文発表をしているMargarete Sandelowski氏(University of North Carolina at Chapel Hill校・看護学部・教授)から直接スーパーバイズを受け、評価基準の試案を作成した。その後、この試案を使って質的研究の学位論文の評価をすることに同意をとることができた国内の看護系大学(3-4箇所)と海外の有識者(SeonAe Yeo氏University of North Carolina at Chapel Hill校・看護学部・准教授)へインタビューを行った。インタビュー内容を分析することで、この評価基準が参考になった点および改善が必要な点が明らかになった。今後は、これらのインタビュー内容をさらに分析し、看護学の質的研究の学位論文に対する評価基準案を作成する予定である。 また、前年度行った、国内の大学院修士課程における質的研究方法の時間数と内容に関するアンケート調査結果について、第27回日本看護科学学会学術集会において、発表を行った。
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Research Products
(1 results)