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2006 Fiscal Year Annual Research Report

乳がん患者を支える夫のサポート機能を促進させる看護プログラムの開発と評価

Research Project

Project/Area Number 18390589
Research InstitutionOsaka Prefecture University

Principal Investigator

田中 京子  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (90207085)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 智美  大阪府立大学, 看護学部, 助教授 (20382244)
林田 裕美  大阪府立大学, 看護学部, 講師 (10335929)
小関 真紀  大阪府立大学, 看護学部, 助手 (50321120)
Keywords乳がん患者 / 夫 / サポート / 看護プログラム / がん看護
Research Abstract

<研究目的>本研究では、夫が乳がん患者を支えることを可能にする看護プログラムを開発するために、乳がん患者の夫が患者を支える際に体験している身体・心理・社会的ストレスおよび、乳がん患者の夫が患者に提供している情緒的・実際的サポートの内容を明らかにすることを目的とした。<研究方法>対象者は、乳がんと診断・告知され、病院でがん治療を受けており、退院前、退院後2ヶ月目、再発告知後1ヶ月以上経過した時期にある乳がん患者およびその夫、各々10名程度で、研究参加の承諾が得られた者とした。データ収集方法は、半構成的質問紙を用いた面接法と記録調査法とした。半構成的質問紙の質問項目は、乳がん患者の夫が患者を支える際に体験しているストレスおよび患者に提供しているサポート内容とした。面接は対象者の日常生活に支障を来さない時間帯に、プライバシーが確保できる個室で行った。退院前の面接は、乳がん患者が入院しているがん専門病院内のプライバシーが保持できる場所で行い、退院後1ヶ月および3ヶ月の面接は、乳がん患者が通院するがん専門病院外来付近のプライバシーが保持できる場所もしくは対象者の都合のよい場所で行った。面接は原則として30分程度とし、日時は対象者と相談の上決定した。面接の際は、対象者の許可を得て会話内容をテープレコーダーに録音した。患者に関する記録調査は、事前に施設長の許可および当該患者の許可を得て、面接と同様の時期に、乳がん患者の個人的要因(年齢、家族構成、職業など)と医療的な要因(治療内容、病状説明、病期など)に関する情報、および夫の個人的要因(年齢、職業など)について調査した。データ分析は、面接内容から逐語録を作成し、患者を支える際に体験している身体的・心理的・社会的ストレスおよび情緒的・実際的サポートについて表現している部分を抽出し、意味が損なわれないように簡潔な一文にしてコードとし、次に各コードを比較検討し、意味内容が類似したものを集めてサブカテゴリー化、カテゴリー化を行った。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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