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2006 Fiscal Year Annual Research Report

子どものヘルスプロモーション促進への基礎教育における外来看護実習と外来看護の構築

Research Project

Project/Area Number 18390593
Research InstitutionSt. Luke's College of Nursing

Principal Investigator

及川 郁子  聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (90185174)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 濱中 喜代  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70114329)
川口 千鶴  自治医科大学, 看護学部, 教授 (30119375)
Keywords小児看護 / ヘルスプロモーション / 外来 / 基礎教育 / トランスレーショナルリサーチ
Research Abstract

本研究は、看護学基礎教育を行なっている大学と小児外来をもつ臨床現場が協同・連携して子どものヘルスプロモーションの促進に向けた看護プログラムを実践し、基礎教育における外来看護実習の位置づけの明確化と、子どものヘルスプロモーションに向けた外来看護のモデル構築を目指すことを目的に4年計画で行なう研究である。
初年度の今年度は、外来におけるヘルスプロモーション促進のためのプログラム作成のために基礎データを収集した。
(1)文献検討:子どものヘルスプロモーションについてはその定義が明瞭でないが、健康増進のための関わり、慢性疾患児への教育的支援などが発表されている。子どものヘルスプロモーションに外来看護としてどのように関わっているかの文献は少なかった。
(2)看護基礎教育機関への調査:看護大学82校中50校は何らかの形で外来実習を行なっていた。実習目標はほぼ達成しているとしているが、2日以内の実習のため学習内容は知識理解に留まっており、具体的な援助過程には至っていない。実習内容を深めるための指導体制や時間、場の課題があげられており、小児看護学の中での外来看護の教授・実習内容をカリキュラムにどう位置づけていくか要検討である。
(3)医療機関への調査:医療機関へは小児科標榜診療所、一般総合病院小児科外来、小児専門病院に調査依頼を行い返送のあった310データにっいて分析した。外来では積極的にさまざまな教材を取り入れて看護に活かす努力が見られているが、現場の厳しさについても意見が多くあげられていた。また実習を受け入れている病院においては、学生の準備状態、指導体制についての課題が教育機関同様にあげられており、教育・臨床現場双方から課題解決策を検討していくことが示唆された。今後さらなる意見の吸いあげを行なうためにフォーカスグループインタビューを予定している。
(4)海外視察について:イギリスの大学2箇所および子ども病院等4箇所の見学・意見交換を通して、子どものヘルスプロモーション支援のための基礎教育と実践との連携にっいて検討中である。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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