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2006 Fiscal Year Annual Research Report

高齢者にとって望ましい口腔保健行動の検討とガイドラインの作成

Research Project

Project/Area Number 18390605
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

坂下 玲子  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (40221999)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松下 健二  国立長寿医療センター, 口腔疾患研究部, 部長 (90253898)
加治 秀介  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (90224401)
新井 香奈子  兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (00364050)
三重 幸恵  鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 助手 (30305148)
寺下 久美子  兵庫県立大学, 看護学部, 助手 (20405369)
Keywords高齢者 / 口腔保健 / 保健行動 / 歯科疾患
Research Abstract

本研究の最終ゴールは、高齢者が適切な口腔保健行動を行えるように口腔保健行動支援プログラムを作成することであるが、本研究期間の範囲では、質的研究を通じ様々な口腔保健行動を抽出し、抽出項目を用いて量的研究によって口腔保健行動を評価し、高齢者にとって望ましい口腔保健行動のガイドライン案を作成することを目的とする。平成18年度は、予備的な調査を行い1.口腔保健行動の要素抽出のための質的検討、2.口腔保健行動調査のための質問紙の作成、3.口腔状態を評価する指標の検討を行った。
【対象と方法】高齢者大学に通う60歳以上の方を対象とし、面接により属性、日常生活の様子、保健行動などの聞き取りと口腔診査を行った。
【結果と考察】研究への参加者は男性52人、女性42人、計94人で平均年齢は67.3±4.5歳(61歳〜84歳)であった。口腔保健行動をとらせる要因としては、健康・長寿への願望、口腔保健行動への信念、保健に関する役割の自覚、自己管理能力への信頼、不快感への対応などが抽出された。保健行動としては、様々な口腔清掃方法、食生活への配慮、受診行動などがあげられた。これらをもとに口腔保健行動調査のための質問紙を作成した。口腔状態に関しては、自覚症状、口腔診査(口腔粘膜、歯科疾患、CPITN、歯石、汚れ)、口腔内細菌検査による各指標が用いられたが、今後、対象数を増やして検討することで、各口腔保健行動が口腔健康に及ぼす影響を評価することが可能であると考えられた。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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