2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18401014
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
中山 俊秀 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (70334448)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 己 香川大学, 経済学部, 教授 (30304570)
中山 久美子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (40401426)
永井 佳代 京都大学, 文学研究科, 研究員 (00422907)
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Keywords | 記述言語学 / 危機言語 / 北米インディアン諸語 / ヌートカ語 / スライアモン語 / エスキモー語 / コーパス / テキストデータ |
Research Abstract |
研究活動初年度である平成18年度には,まず研究活動連携のための技術的な枠組みと活動環境を速やかに整え、海外調査および調査結果の電子的処理・集積の作業を軌道にのせることに重点を置いた。共同研究活動の環境整備に関しては、研究資料・情報の共有がスムーズに行えるよう、テキストデータの文字コードはUTF-8、使用フォントをユニコード対応のGentium,データフォーマットはSIL提唱のSFフォーマットに統一し,データの互換性を保障できるようにした。さらに、研究代表者の下にコーパス構築および共同研究作業用サーバーコンピュータを設置し、ウェブをインターフェイスとしたオンラインでの共同研究、成果集積の環境を構築し,試験的運用を始めた。 データの収集については,海外調査に先立って打ち合わせを行い,収集するデータのジャンルの打ち合わせを行った。調査は夏期に中山俊秀と中山久美子がヌートカ語を,渡辺己がスライアモン語を,永井佳代がエスキモー語を,1〜2ヶ月にわたって行った。現地調査で収集されたテキストの音声データは音質の劣化がない形で保存している。書き起こしたテキストデータは、文法分析を加えた上で、電子的に蓄積しコーパスの構築をはじめている。また、テキスト資料に出現する語彙をもとに語彙データベースも構築している。さらに、テキスト資料、語彙データを幅広い利用ができる研究資源とするために、データベースの内容に関して柔軟で多様な検索ができる環境を整えるべくプログラム開発を始めた。
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Research Products
(5 results)