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2006 Fiscal Year Annual Research Report

大学と地域のスポーツ連携事業モデルの研究:ボールスクール・ハイデルベルクを事例に

Research Project

Project/Area Number 18402002
Research InstitutionNara University of Education

Principal Investigator

木村 真知子  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (60144630)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 若吉 浩二  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (30191729)
高橋 豪仁  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (40206834)
Keywordsボールスクール / ハイデルベルク大学 / 種目横断的 / 地域連携
Research Abstract

1.「ボールスクール」のコンセプトについて:文献調査、現地視察・インタビュー等によって、外遊びをしなくなった現代の子どものために、運動の多面性と潜在学習性を重視したボールゲーム指導コンセプトであることが判明した。そして、その理念を具体化するために、すべてのボールゲームに共通する種目横断的な基本技能を身につけることのできる子どもボールゲーム指導プログラムが作られ、これに基づいて地域と連携して子どもの指導が行われていることが判明した。今後、「ボールスクール」の指導プログラム作成の科学的方法論(3と関連)と地域連携の組織・運営(4と関連)について調査する必要がある。
2.「ボールスクール」の運動学調査(その1):事前にEメール等でハイデルベルク大学スポーツ科学研究所と打ち合わせを行い、現地の「ボールスクール」参加児童を対象に、投運動撮影およびマットスキャンによる重心動揺を調査した。日本側とドイツ側の日程調整の結果、調査期間(9月末〜10月初め)が「ボールスクール」が本格的に開かれていない時期にならざるを得ず、今年度は被験者数が十分に得られなかった。さらに被験者数を増やすよう努力が必要である。
3.「ボールスクール」の運動的調査(その2):ハイデルベルク大学側との話し合いの結果、「ボールスクール」のコンセプトに合致した運動学的調査を行おうとすると、ゲーム中の空間認知発達に関する調査が不可欠であるとの認識に至った。この調査用に2000年ハイデルベルク大学で開発されたテスト(KORA)の有効性を検証し、実施する方向で検討中である。
4.「ボールスクール」の内容及び組織・運営に関するアンケート調査:予備調査として「ボールスクール」参加児童の保護者にインタビューを行ったので、これを参考にアンケートを作成し、来年度実施する予定である。

  • Research Products

    (4 results)

All 2007 2006

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] バルシューレハイデルベルク(Ballschule Heidelberg)- ボールゲームの種目横断的指導法の運動学的基礎理論2007

    • Author(s)
      Ann-Kristin Ehling
    • Journal Title

      第20回日本スポーツ運動学会大会 大会抄録

      Pages: 20-26

  • [Journal Article] スポーツにおける大学と地域の連携- その意味を問う -2006

    • Author(s)
      木村 真知子
    • Journal Title

      体育哲学研究 第36号

      Pages: 87-92

  • [Journal Article] ドイツにおける大学と地域の連携スポーツ促進プロジェクト-Ballschule Heidelberg を事例に-2006

    • Author(s)
      木村 真知子
    • Journal Title

      体育哲学研究 第36号

      Pages: 93-99

  • [Journal Article] 迫られるスポーツによる大学の地域連携2006

    • Author(s)
      木村 真知子
    • Journal Title

      現代スポーツ評論 第14号

      Pages: 79-86

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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