2006 Fiscal Year Annual Research Report
海上交通の安全評価システムの国際標準化に関する基礎研究
Project/Area Number |
18402006
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
古莊 雅生 神戸大学, 海事科学部, 教授 (80243335)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 憲治 神戸大学, 海事科学部, 教授 (10184532)
渕 真輝 神戸大学, 海事科学部, 助手 (20362824)
藤本 昌志 神戸大学, 海事科学部, 助教授 (70314515)
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Keywords | ヒューマンファクター / 海上安全 / 交通事故 / 認知科学 |
Research Abstract |
平成18年度の研究活動実績は、以下のとおりである。本研究課題の目的は、「英国及びトルコにおける海上交通の安全性に関する評価システム」のフィールド調査であった。当面する課題や将来の課題に関するフィールド調査の概要を以下に示す。 1)英国におけるフィールド調査活動 2006年11月、1.カーディフ大学SIRC(Seafarers International Research Center)及び2.国際航海協会(Nautical Institute)を訪問した。国際海事機関(IMO)は改修工事中のため、上記の他、3.MGA(Maritime Coastguard Agency:英国海上保安庁)、及び4.Southampton Instituteを訪問し、実施計画に基づく調査活動を実施した。また、2007年1月、ロンドン(英国)で開催されたIMOの第38回訓練当直基準小委員会に参加し、船員の人的要因(Human Elements)に関して、国際海事社会が当面する課題を調査した。 2)トルコにおける調査活動 2006年12月、トルコ、イスタンブール海峡における海上交通管制に関して、航路管制官を対象として、眼球運動測定や心拍計測等のフィールド調査を実施した。 3)成果発表 上記に関連する成果論文発表は、次の2点である。 3.1 日本航海学会論文集(平成18年9月、第115号、pp.147-152) 3.2 世界海事大学連合(IAMU)第7回IAMU論文集/Proceedings of Globalization and MET(2006年10月、pp.392-409) また、詳細な調査報告は、神戸大学海事科学部附属国際海事教育研究センター発行の「2006年度 海事科学部附属国際海事教育研究センター年報」に掲載する。
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Research Products
(2 results)