2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
Ground-satellite observations of geospace disturbances over far-eastern Russia and Japan
Project/Area Number |
18403011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Space and upper atmospheric physics
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
SHIOKAWA Kazuo Nagoya University, 太陽地球環境研究所, 教授 (80226092)
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Project Period (FY) |
2006 – 2009
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Keywords | オーロラ / 夜間大気光 / 大気重力波 / 人工衛星-地上共同観測 / 低緯度オーロラ / 磁気嵐 / 国際情報交換 / ロシア極東域 |
Research Abstract |
本研究課題では、北海道のSuperDARN大型短波レーダーの視野内に入っているロシア極東地域に、高感度の全天カメラ2台を新たに設置し、オーロラ及び大気光を分光イメージング観測する。また、高時間分解能の磁力計も設置し、サブオーロラ帯のプラズマ粒子の降り込みに関連するイオンサイクロトロン波動も同時に観測する。さらに、電離圏・磁気圏高度の衛星によって得られるプラズマ・電磁場の観測とこれらの地上観測を比較する。地上からの2次元イメージング観測とその視野内の衛星直接観測という組み合わせを用いて、 (1) SARアークを含む低緯度オーロラ現象の観測に基づく、磁気擾乱時におけるジオスペースプラズマの変動と、内部磁気圏への電場の侵入状況の2次元的な描像。 (2) ジオスペースで発生する電磁気擾乱が超高層大気を加熱し、その影響がサブオーロラ帯から中緯度に向かって伝搬してくるメカニズム。 の2点を明らかにしていく。
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Research Products
(14 results)