2008 Fiscal Year Final Research Report
Evaluation and Compensation of Transmission Delays of Information Communication Systems Based on Human Cognition and Behavior
Project/Area Number |
18500067
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | National Institute of Multimedia Education |
Principal Investigator |
OHNISHI Hitoshi National Institute of Multimedia Education, 研究開発部, 准教授 (40280549)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MOCHIZUKI Kaname 帝京大学, 文学部, 准教授 (80280543)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 通信遅延 / QoE (Quality of Experience) / 遅延補償 / 言語条件づけ / 認知 / 行動 |
Research Abstract |
情報通信システムの応答遅延はシステムの使い勝手を悪くする一因である。本研究では、人間の認知・行動特性に注目し、その観点から(1)通信システムの応答遅延の影響を評価する、(2影響を減じる方法を開発することを目的とし、以下の成果を得た。 (1)ユーザが気づかない程度の小さな遅延でもユーザの半ば無意識的な学習のパフォーマンスが低下することを示した。 (2)遅延により生じた余計な間を小音量の雑音で埋めることにより遅延の影響を減じることができることを示した。 (3)映像と音声の非同期が与える影響は、母語の自然発話とその他では大きく特性が異なることを示した。 また、 映像と音声の非同期(ずれ)が与える影響の評価は、閾値(ターゲット)付近のずれで測定しないと、順応(なれ)の影響で測定値がずれてしまい、逆に順応の性質を利用すれば非同期の許容限が広がり、遅延量を減らすことができることを示した。
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Research Products
(24 results)
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[Remarks] 慶應義塾大学法学部「自然科学特論」の講義の中で本研究を紹介 (2006~2008年度)
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[Remarks] 東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻のゼミにゲストとして本研究を紹介 (2006年12月, 2007年12月)