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2006 Fiscal Year Annual Research Report

個人の情報ライフスタイルの解明と図書館利用に関する選好意識との対応関係

Research Project

Project/Area Number 18500187
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

歳森 敦  筑波大学, 大学院図書館情報メディア研究科, 助教授 (80222149)

Keywords情報図書館学 / モデル化 / 選好意識 / ライフスタイル / 情報行動
Research Abstract

情報化社会では人々の行動が多様化したため,細分化された顧客層(セグメント)を明確に把握することが求められる.しかし,社会経済変数でセグメントを識別することが困難になった現在では,人々の行動様式(ライフスタイル)を軸に選好を捉える考え方が浮上している.図書館サービスの選好についても同様のことが言え,社会経済変数だけからは選好の差異をほとんど説明することができない.本研究は,大学生・一般市民・研究職+企画職を対集とする情報行動調査を通じて,多様なメディア利用の実際とその背後の心理の両方をカバーする「情報ライフスタイル」の類型を示すと共に,それを規定する因子を行動面と心理面の両面から明らかにすることを目的としている.
本年は,その第1フェーズとして,若者の情報ライフスタイルの解明をめざして,筑波大学の一年生を対象とする予備調査を実施した.また,先行研究の文献調査を行い,情報行動に関する調査項目のリストアップと,その結果を整理し,本研究での調査項目候補の洗い出しを行った.
予備調査は若者の健康意識と情報行動の関連に着目し,日常的な情報行動,メディア利用,健康意識に関する質問紙調査として行った.調査結果から,情報行動に係わる項目を単純な因子分析にかけ,情報ライフスタイルを構成する尺度を抽出した.今後はライフスタイル尺度に相当する因子得点ないし下位尺度得点とメディア利用,健康意識の関連をモデル化する共分散構造分析を行い,相互の関連,因子の妥当性などを検討する.

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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