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2006 Fiscal Year Annual Research Report

シナプスの可塑的変化における、シナプス及びシナプス局在タンパクの動態解析

Research Project

Project/Area Number 18500272
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNational Institute of Advanced Industrial Science and Technology

Principal Investigator

海老原 達彦  独立行政法人産業技術総合研究所, 脳神経情報研究部門, 研究員 (00344119)

Keywords神経再生 / 神経可塑性 / シナプス後肥厚部(PSD)
Research Abstract

1.loxP-GFP/PSD95マウス,loxP-CFPマウス,loxP-Venus/PSD95マウスなどを作製し、系統化した。CFPについては蛍光が弱いため、再度作製中である。2.loxP-GFP及び樹立できたトランスジェニックマウスの海馬スライスを、2光子顕微鏡にて観察した。loxP-GFPマウスの急性海馬スライスを2光子顕微鏡で観察することで、実験に最適な条件、解析可能な項目・時間を調査中である。海馬の急性スライスの、可能な限り深いところを電気生理的に刺激・記録することを目標としている。スライスの深いところでGFPを発現している錘体細胞をパッチクランプするのは、困難が予想され、現在MEDシステムを使用できないか、模索中である。電気生理的な実験については、同じグループの梶原氏・清末氏と協力して進めている。3.将来個体として生きたままのマウス脳を観察するために、現有の2光子顕微鏡が使用可能か、実験上の制約及び顕微鏡の調整がひつようであるか、調べた。その結果、頭頂部の終脳皮質であれば、特に2光子に特化していない(共焦点兼用の)顕微鏡であっても、500um程度の深さまで神経の微細構造が観察可能であることが分かった。顕微鏡側の調整としては、現在ドリフト対策を進めている。この観察は、マウス個体の頭蓋骨を薄く削って直接行う。その方法についても、頭頂部に限っては技術的な目途がついた。今後、視覚やあるいは側頭葉の観察が可能かどうか、方法と共に検討を進めていく。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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