2008 Fiscal Year Annual Research Report
自然発症糖尿病ラット(WBN/Kob)の糖尿病網膜症に関する研究
Project/Area Number |
18500335
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
松浦 哲郎 Setsunan University, 薬学部, 准教授 (20268494)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奈良間 功 摂南大学, 薬学部, 教授 (80268490)
尾崎 清和 摂南大学, 薬学部, 講師 (40268496)
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Keywords | ラット / 糖尿病 / 網膜症 / 形態計測 |
Research Abstract |
虹彩組織のFITCデキストランを用いた3次元的解析と色素漏出試験 動物を麻酔した後、分子量4000のFITCデキストランを尾静脈から静脈内投与し、投与5分後にエーテル過麻酔で致死させた後、虹彩を採取し、4%パラホルムにて3時間固定した。虹彩をスライド上で伸展し、実体蛍光顕微鏡下で細血管の走行状態、口径、FITCの漏出の有無を注意深く観察した結果、糖尿病雄WBN/Kobラットの虹彩には明らかに微小血管瘤が増加しており、対照の非糖尿病のWBN/Kobラットにはそのような変化は認められず、本モデルには糖尿病性のルビオーシス様の変化も誘発されていることが明らかとなった。
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Research Products
(4 results)