2007 Fiscal Year Annual Research Report
次世代PETのための新しい被験者動き計測・補正法の開発
Project/Area Number |
18500385
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
長谷川 智之 Kitasato University, 医療衛生学部, 講師 (10276181)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村石 浩 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (00365181)
村山 秀雄 放射線医学総合研究所, 先端生体計測研究グループ, 室長 (50166310)
山谷 泰賀 放射線医学総合研究所, 先端生体計測研究グループ, 研究員 (40392245)
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Keywords | 核医学 / PET / 動き補正 |
Research Abstract |
本研究は平成18〜20年度の3ヵ年計画により、検出器近接型のプロトタイプ次世代PET装置に適合する新しい被験者動き計測・補正手法を開発し、動きの拘束を強いない次時代PET核医学検査を実現することを目的とする。平成19年度には以下の成果を得た。(1)動き計測手法の改良:立体マーカの軽量化、計測システムの簡易化により動き計測装置の実用性を向上させた。また、高精度校正器具を新に製作し校正手順を再検討した。(2)補正アルゴリズムの開発:核医学装置で取得したデータPET装置ヘの実装方法の検討:動計測装置とPET装置の時間的同期方法の検討座標系の相対位系において動き計測・補正が可能であることを確認した。(4)臨床用核医学装置における被験者動きの調査中、実際に被験者はどのよに動くのかを調査を進め動きの性質を分析した。(5)放射線計測特性分析ソフトの開発:動き計測・補正を定量的に評価するためのモンテカルロ・シミュレション・プログラムの開発:を進めた。(6)ニーズの明確化:次時代PET装置開発連して高分解能化と画質向上の研究をすすめることにより、被験者動き計測・補正に対するニーズをより明確にした。
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