2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18500416
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
根本 明宜 横浜市立大学, 医学部, 準教授 (20264666)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水落 和也 横浜市立大学, 附属病院, 準教授 (60254182)
大西 正憲 横浜市立大学, 附属病院, 助手 (60381505)
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Keywords | 痙縮 / 角速度計 / Tardieu Scale / バイオメカニクス / 3次元動作解析 / リハビリテーション |
Research Abstract |
欧米で20年ほど前より施行されていたバクロフェン髄腔内治療が本邦に導入され、欧米並みの痙縮治療がようやく可能になった。しかし、高価な治療法であり、治療効果を確実に評価する必要性も高まっている。欧米では痙縮の評価にターデュースケールという、他動運動の速度を加味した評価法が見直され2000年頃より論文での使用が増えてきているが、本邦ではまだ一般的とは言い難い状況である。 今回の研究の目的はターデュースケールを日本語化し、その妥当性を検討することで、他動運動の速度に依存するという痙縮の生理学的な特徴を評価できる評価法を導入することが目的である。 今年度については、ターデュースケールの日本語化をほぼ終え、妥当性を検討するための計測系の確立を行った。比較的安価で操作が容易なデバイスである角速度計を用いて、角速度を積分することで角度を求め、痙縮による抵抗が出現した際の角度グラフの乱れからターデュースケールの計測角度R1を求めることを可能とした。計測系の充実のため、本学附属病院が有する3次元動作解析装置のキャリブレーションキットの更新を行っている。3次元動作解析と角速度計での同時計測を行い、妥当性を検討した。角速度系を用いてのターデュースケールでの測定が可能であることを確認した。 昨年度の角速度計を用いたターデュースケールによる痙縮の計測と計測系については2007年6月10〜14日に韓国ソウルで行われる第4回国際リハビリテーション学会(The 4th International Congress of the International Society of Physical and Rehabilitation Medicine)で発表予定である。
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Research Products
(3 results)