2006 Fiscal Year Annual Research Report
慢性脳血管障害における心身機能障害の帰結とは?-発病10年間追跡調査研究-
Project/Area Number |
18500427
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
澤 俊二 藤田保健衛生大学, 衛生学部, 教授 (80274976)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 光伸 藤田保健衛生大学, 衛生学部, 准教授 (70269512)
山田 秀徳 藤田保健衛生大学, 衛生学部, 講師 (50410733)
杉山 智久 藤田保健衛生大学, 衛生学部, 講師 (60410734)
渡辺 章由 藤田保健衛生大学, 衛生学部, 講師 (10387706)
鈴木 めぐみ 藤田保健衛生大学, 衛生学部, 助教 (40387676)
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Keywords | 脳血管障害 / リハビリテーション / 心身機能障害学 / 疫学 / 予後帰結 |
Research Abstract |
1.研究の目的:リハビリテーション医療受けた、初発で、意志の疎通が可能な40歳以上の慢性期脳血管障害者の心身機能の帰結(帰結予後を含む)関して、発病から10年間にわたる前向きコホート研究を基に明らかにすることである。具体的には、リハ専門病院に入院した条件設定した脳血管障害者80名に対し、入院時、退院時、発病1年時、発病2年時、発病3年時、発病4年時、発病5年時、発病6年時、発病7年時、発病8年時、発病9年時、発病10年時の縦断的調査を通して、脳血管障害の心身機能の経過および帰結予測・帰結(実態)の分析検討を行うものである。同様に、介護保険利用者と非利用者の心身機能の変化について調べ、利用者と非利用者の心身機能を比較検討する。さらに、機能障害・活動制限・社会参加制約等心身の障害各々の変化と傾向、関係等を分析し、効果的なリハプログラムと介護保険サービスを提供することで心身機能の障害悪化を予防する方策を開発し、退院時、在宅での指導、地域サービスへの種々の施策等の考察を行う。 2.平成18年度研究概要:発病6年時〜発病7年時の対象者の在宅臨地評価を,研究統括者が、主に茨城県をフィールドにして、原則在宅訪問で実施した。 3.平成19年度の計画:データがまとまった時点で、データベース化に取り組み、データベース化を行った時点から、分析に入る予定である。平成19年度は、発病7年時〜発病8年時の対象者の在宅臨地評価を行う。
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