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2006 Fiscal Year Annual Research Report

行動情報のエントロピーに基づく健康状態自動診断システムの開発

Research Project

Project/Area Number 18500444
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka Electro-Communication University

Principal Investigator

南部 雅幸  大阪電気通信大学, 医療福祉工学部, 助教授 (10333395)

Keywords在宅医療 / 生体計測 / ネットワーク / Bluetooth / エントロピー
Research Abstract

本年度は研究の初年度のため,主に計測装置の開発およびデータ収集・分析のためのソフトウェア開発を行った.
計測装置については,焦電型センサと無線/有線LANおよびBluetoothを組み合わせた常設タイプと加速度計とBluetoothを組み合わせた携帯タイプの2つについて開発を行った.前者は,被験者の居宅内に設置し,被験者の位置,行動などを計測するためのものである.後者は,被験者が常時携帯することで,歩行・転倒・姿勢などの行動に関するデータを収集するためのものである.前者のシステムは,従来から住宅メーカなどにより開発されてきたが,設置のために住宅の改造が必要となるため,非常に高価な装置であった.また,病院内では,電波の影響などがあり,無線システムの利用が困難な場合があった.本研究では,小出力かつ小型化が可能なBluetoothと既設のLANなどを組み合わせることで,短時間に設置が可能で設置場所を問わない装置を開発した.後者のシステムは常時携帯することで被験者の行動を詳細に計測することが可能で,センサを変更することにより,心霞図や筋電図などの生体情報も獲得可能なシステムを開発した.従来当該システムにあっては,小型化と電池寿命の問題があったが,小型化よりも薄型化を優先することで,携帯性を向上させ,サイズの制限を緩和することで,長時間の計測が可能となった.さらに,PCとの連携が容易なBluetoothを用いたことにより,IDやインターフェースの機能も実装可能であるため,複数の利用者が混在する環境であっても個人識別が可能となる.また,データ収集用ソフトウェアとしてWEB上でデータ収集が可能なシステムを開発した.これによりオンラインでのデータ収集が可能となった.同時に長期間蓄積されたデータの変動から情報エントロピーを求めるアルゴリズムを開発した.これについては次年度に改良を行う.

  • Research Products

    (2 results)

All 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Home Rehabilitation System using Virtual Reality2006

    • Author(s)
      Masayuki Nambu, Toshiyo Tamura
    • Journal Title

      Proceedings of World Congress 2006

      Pages: 5609

  • [Journal Article] Bluetoothを用いた生体情報モニタリングシステム2006

    • Author(s)
      南部雅幸, 田村俊世
    • Journal Title

      計測自動制御学会システム情報部門学術講演会2006講演論文集

      Pages: 35-38

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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