2007 Fiscal Year Annual Research Report
フランスにおける都市集合住宅に内包される伝統的生活サポートシステムに関する研究
Project/Area Number |
18500570
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
関川 千尋 Kyoto University of Education, 教育学部, 教授 (20031677)
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Keywords | フランス / 都市集合住宅 / ガルディアン / 学位論文図書翻訳 / パリ日本人会 / 都市集住 / 住生活サポートシステム / 現地調査 |
Research Abstract |
1.研究目的 日本は未曾有の高齢化社会に入ってきている。この研究では、高齢期の住生活に焦点を合わせ、高齢社会での住生活のサポートシステムについて検討を進めた。高齢社会といえば、北欧やヨーロッパが先進国であるが、その典型的先行経験をフランスにて検討した。 2006年の研究目的は、次の2点であった。(1)、フランスにおける伝統的な住生活のサポートシステムを確認する。(2)、フランスにおける現代の住生活管理システムを検討する。 2007年の研究目的は、(1)、(2)をさらに深め、(3)、一般化して、フィールドにてフラシス都市部における集住と、その管理の実態について、アンケート調査を実施した。 2.研究方法 上記(1)、(2)の目的では、関連図書の翻訳をした。また、この延長線上で、翻訳図書の出版をした。(3)の目的実現のために、フランス(パリ)の、日本人居往者を対象に、集住と住生活管理の実態について調査を実施した。調査票の配布は、2007年9月、パリ日本人会にて、来訪者に直接配布した。回収は郵送である。配布数311票、回収数219票(有効回収数218票)であった。 3.研究結果(1)(2)では、日本住宅総合研究財団からの追加的出版助成金を併用して、翻訳図書の出版を行った。翻訳図書は、ジャン=ルイ・ドクール著「初期の管理人小屋-19世紀のパリと、パリのコンシェルジュー」300ページ(研究成果参照)である。(3)では、その結果を2008年日本建築学会中国大会などにて報告し、関運論文報告等を行った。
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Research Products
(6 results)