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2006 Fiscal Year Annual Research Report

紙おむつの換気必要量に基づく快適性評価

Research Project

Project/Area Number 18500589
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka Shin-ai College

Principal Investigator

上田 博之  大阪信愛女学院短期大学, 人間環境学科, 教授 (00203448)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松平 光男  金沢大学, 教育学部, 教授 (10142621)
井上 芳光  大阪国際大学, 人間科学部, 教授 (70144566)
Keywords紙おむつ / 液体拡散 / 換気量 / 蒸発水分
Research Abstract

紙おむつの快適性保持には、尿を紙おむつ中に保持するとともに紙おむつ内外の換気を促進して、おむつ内気候(皮膚とトップシートの間に形成される空間)の湿度上昇を防ぐことが重要である。本研究はおむつ内気候を評価する方法論の開発を究極的目的とし、本年度は(1)吸水した紙おむつからおむつ内気候に蒸発し得る水分量を推定し、(2)さらに、おむつ着用時の換気量の測定システムの構築を試みた。
(1)吸水した紙おむつを平面に固定してカプセル換気法により単位面積あたりの蒸発率を定量的に測定するシステムを試作した。そのシステムを用いて、紙おむつの吸水量と測定時のカプセル内空気流量が蒸発率(mg/cm^2/min)に及ぼす影響を乳幼児用4種、高齢者用3種について検討した。その結果、紙おむつの吸水量が蒸発率に及ぼす影響は小さいこと、さらにカプセル内空気流量の増加に伴い蒸発率が亢進することを認めた。次に新生児、乳幼児の等身大マネキンを用いて、着用状態で異なる量の模擬尿液を紙おむつに吸収させ、その液体拡散面積を紙おむつの平面固定状態で測定した。この液体拡散面積と蒸発率との積から、吸水後におむつ内気候に蒸発し得る水分量を算出した。
(2)新生児、乳幼児、高齢者の等身大マネキンに紙おむつを着用させた状態で窒素ガスによるトレーサーガス法を用いた紙おむつ換気量測定システムを構築するために、ノズルの数や固定方法、ガスの流量などについて検討した。その結果、トレーサーガス送入ノズル及びサンプリングノズル各2本を股下部の皮膚面に固定することにより、立位や仰臥位における股下部の換気量を測定することができた。ただし、安定したデータを得るためには、マネキンサイズ、紙おむつの種類及び吸水量によりトレーサーガスとサンプリングガスの流量を100〜300mlの範囲で調節する必要があることを見出した。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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