2008 Fiscal Year Annual Research Report
科学的知識の活用能力を高めるオーセンティックタスク開発の循環型システムの構築
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18500652
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| Research Institution | Saitama University |
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Principal Investigator |
片平 克弘 Saitama University, 教育学部, 教授 (70214327)
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| Keywords | オーセンティックタスク / オーセンティックアセスメント / WEBシステム |
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| Research Abstract |
本研究は、理科における子どもの学びをより多様な視点から評価するために、学びの結果ばかりではなく、過程もみることができるオーセンティックタスクを、小中学校理科の各単元において開発し、開発したタスクをWebデータベースとして体系化し、多くの実践家に活用してもらうことを目的としている。
研究の最終年度である本年度ば、昨年度に引き続き理科の各単元でのオーセンティックタスクの開発を行い、試行を繰り返した。特に、昨年3月に告示された新学習指導要領理科に対応した小中学校の単元におけるオーセンティックタスクを、協力校での授業実践をもとに開発した。特に、物理・化学分野のタスク開発に際しては、自然科学の専門家の意見を踏まえながら、学習した内容の応用力が探れる課題の具体化を試みた。
また、本年度は、特に、オーセンティックタスクの「現実世界の文脈」に沿った課題を用い、学習内容の理解に影響を与える社会的・文化的要因を探り、それをもとに子どもの多様な思考を分析した。さらに、Webデータベース上でオーセンティックタスクを公開し、それらに対するフィードバックをもとにタスクの精緻化作業を行った。
また、電子データの中から代表的な試行結果のデータを取り出し、より詳細に分析し、最終報告書(平成18年度〜平成20年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書、研究代表片平克弘「科学的知識の活用能力を高めるオーセンティックタスク開発の循環型システムの構築」)にまとめた。
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