2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18500683
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Tokyo Metropolitan College of Industrial Technology |
Principal Investigator |
高橋 龍也 東京都立産業技術高等専門学校, ものづくり工学科, 助教授 (50236296)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 敏治 東京都立産業技術高等専門学校, 教授 (40259833)
吉田 健一 東京都立産業技術高等専門学校, 講師 (60252201)
竹居 賢治 東京都立産業技術高等専門学校, 講師 (90390426)
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Keywords | 中学校 / 出前授業 / 燃料電池 / エネルギー / 環境 |
Research Abstract |
燃料電池教材の開発と中学校出前授業の実践 固体高分子型燃料電池を中学校に持ち込み、出前授業を行えるように教材開発を行った。具体的にはいくつかの市販の燃料電池の学習セットを詳細に比較検討し、燃料電池のランニングコスト、使いやすさ、汎用性などを検討した結果、中村理科機器社製の燃料電池セットを教材として採用した。しかしながら購入した教材をそのまま出前授業に使用するには中学生には難解なため、写真入りの燃料電池の組み立てと実験マニュアルを作成し、実際の出前授業で使用できるようにした。 作成した教材と固体酸化物型燃料電池のセットならびに校内で所有していた直流安定化電源を各5台ずつ用意し、これらを出前授業用の実験教材として、台車に積み自由に持ち運べるように設備を整えた。またパワーポイントで燃料電池の解説資料も合わせて作成した。 さらに固体酸化物型燃料電池の教材として、電解質をSDC、電極材料に白金を用いた、ライターで直接発電が可能な固体酸化物型の燃料電池教材の開発に取り組んだ。またこれらの燃料電池の特性を測定することのできるインピーダンスアナライザーを整備し、中学校の出前授業先から、学内の実験室の実験風景をインターネット経由でライブ中継ができる設備も整備した。 作成した上記の教材を用いて以下の中学校出前授業を開催した。 出前授業開催実績 1 平成18年度荒川区立第3中学校先端科学探求教室、走査型電子顕微鏡で見るミクロの世界、 平成19年1月29日午後1時30分〜午後3時20分、参加人数20名 2 平成18年度荒川区立第3中学校先端科学探求教室、燃料電池を作って学ぼう!、 平成19年1月26目午後1時30分〜午後3時20分、参加人数20名
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