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2008 Fiscal Year Annual Research Report

ジョイント・アテンションを利用した遠隔地での共同貢献学習環境の開発と評価

Research Project

Project/Area Number 18500708
Research InstitutionKio University

Principal Investigator

西端 律子  Kio University, 教育学部, 准教授 (20249816)

Keywordsジョイント・アテンション / 協調学習 / 共同貢献 / 遠隔学習 / ICT教育
Research Abstract

本研究は,平成17年10月に発表された「ポスト2005における文部科学省のIT戦略の基本的な考え方」に基づき,「個人の様々な学習成果が発信され,他の人と共有されることで新たな学習の動機付けに結びつくなど,学習者がコミュニティに主体的に参加し,互いに協力し合うような,学び合いによる課題解決型の生涯学習」環境を実現することを目的としている。特に,「相互に支え合う」ために必要な「個人の様々な学習成果を発信することができる」「他の人と共有することができる」「新たな学習の動機付けに結びつけることができる」などの活動を「共同貢献」とし,それらを遠隔地でも実現できるシステムを開発し,評価を行うことが本研究の目的である。
本研究の最終年度にあたる平成20年度は,平成18年度,19年度に構築したサーバ及びコミュニティを利用し,実験データを蓄積した。特に,研究代表者の所属する研究機関が変わったため,新しい人的環境を形成でき,新しいコミュニティ形成とその過程を,サーバに蓄積されるデータにより,記述することができた。このことにより,新たなメンバーで新たに実験を行い,研究の信頼性および有用性を確認することができた。
なお,「共同体」を形成する構成員,すなわち研究協力者には,引き続き,実験の内容,目的,意義を説明し,コンセンサスを得た。特に,児童・生徒を対象とするときは,学校関係者,保護者にもコンセンサスを得た。さらに,本研究で構築したサーバにおいては,引き続き,個人情報の漏洩がないよう,不正アクセス防止に努め,セキュリティを確保する。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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