2006 Fiscal Year Annual Research Report
日本文化および日本語と英語教育のためのコラボレーションシステムの研究開発
Project/Area Number |
18500725
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Dokkyo University |
Principal Investigator |
立田 ルミ 獨協大学, 経済学部, 教授 (10049637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 家栄子 獨協大学, 外国語学部, 教授 (20217780)
大西 雅行 獨協大学, 外国語学部, 教授 (40049581)
JOST N.H. 獨協大学, 外国語学部, 専任講師 (60327012)
富澤 儀一 獨協大学, 経済学部, 非常勤講師 (40084462)
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Keywords | 日本語教育 / 日本文化教育 / 異文化交流 / BBS / マルチメディア教材 / 携帯電話 / WBT / テレビ会議 |
Research Abstract |
本研究は、日本語と日本文化を学ぶ学生および日本語教授法受講生のためのコラボレーションシステムの研究開発とそれらのシステムの利用分析研究を目的とする。獨協大学では、毎年交換留学生を受け入れており、正規の外国人留学生も約200名在学している。コラボレーションの相手としては、獨協大学の留学生およびイリノイ大学で日本語・日本文化を学ぶ学生を主に対象とした。現在日本語および日本語教授法を猫協大学で教えている中西教授を中心として、日本語教授法を学んでいる学生とゼミ生、英語を専攻しているJost専任講師のディスカッションのクラスとイリノイ大学の郡司教授の日本文化クラスの学生とのやりとりを行った。本研究は、これらのコミュニケーションの土台となる日本文化のホームページ(http://www2.dokkyo.ac.jp/~japan)を基に、BBSとテレビ会議システムを用いてイリノイ大学の学生と獨協大学のディスカッションクラスの学生との間でコミュニケーションを行った。コミュニケーションを行う前にそれぞれの学生に対して、日本文化についてのプレアンケートを実施し、その結果をまとめてE-Learn 2006で発表した。また、ディレクトリ型BBSを設置し、意見交換を2006年10月から12月まで行った後、ポストアンケートを実施した。これらの結果について、ハワイのワイキキで行われたE-Learn 2006で発表した。また、携帯電話をレスポンスシステムとして利用するための予備実験結果については開発が終了し、それらを授業で実際に利用した結果についてまとめてアメリカのオーランドで行われたED-MEDIA 2006で発表し、その後考察を加えて論文として発表予定である。
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