2007 Fiscal Year Annual Research Report
対話型CG映像メディア提示システムと映像コンテンツの制作技法の研究
Project/Area Number |
18500726
|
Research Institution | Nippon Institute of Technology |
Principal Investigator |
新藤 義昭 Nippon Institute of Technology, 工学部, 教授 (40265369)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 洋 日本工業大学, 工学部, 助手 (00275843)
|
Keywords | シナリオ記述言語 / CG映像制作技 / 対話型映像教材 / e-Learning / 映像創作ツール / 対話型仮想実験 |
Research Abstract |
ハイパーテキスト型シナリオ記述言語を用いたCG映像制作技法を開発し、対話型映像教材によるe-Learningシステムと高等学校用の映像創作ツールの開発を行った。小学校用として、CAP(Cyber Assistant Professor)を用いた英語と歴史の対話型映像教材を開発し実際に小学校で実験授業を行った。高等学校用のCG映像創作ツールとして、CT(Cyber Theater)を用いた映像制作環境の整備を行った。特に、仮想俳優、小道具、舞台等をデータベース化したCT-Galleryを開発した。また、シナリオ記述言語の入力を支援するCSW(Cyber Theater Script Writer)、カメラワークの開発を容易にするCWT(Camera Work Tracker)を開発した。これらを用いて、実際に高校生対象の実験授業を行い評価データを取得した。これらの成果の一部は、国際会議International Conference on Advanced Learning Technology 2007およびInternational Conference on Computers in Education2007で発表した。さらにCAPを用いた中学校理科の対話型映像教材として、化学に関する対話型仮想実験を行えるシステムを開発した。CG映像を用いてゲームソフトウェアの様な操作感覚で仮想的に実験を行うシステムである。このシステムも、実際に中学校で実験授業を行って評価データを取得した。この成果は、平成20年7月に開催される国際会議International Conference on Advanced Learning Technology 2008で論文発表する予定である。(論文の査読は通過し採録決定済み)
|