2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18500728
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Musashino Gakuin University |
Principal Investigator |
木川 裕 武蔵野学院大学, 国際コミュニケーション学部, 講師 (60310265)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荻原 尚 武蔵野短期大学, 幼児教育学科, 講師 (30194484)
山下 倫範 立正大学, 地球環境科学部, 教授 (10174682)
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Keywords | 教育コンテンツ / e-learning / マルチメディア / 音楽教育 / 音楽情報処理 |
Research Abstract |
音楽教育は、感覚的理解を伴った知識の教授が必要な教育分野である。その感覚的理解には、音楽的基礎能力が不可欠であるが、学習者の知識や習熟度は個人差が大きく、音楽的基礎能力の育成を伴うカリキュラムの構築は大変困難であった。 そこで、楽譜画像と音声データを中心にしたマルチメディア技術を用い、講義形式でも必要に応じて個人的に反復学習が可能なマルチメディア教材を構築し、講義教材として2002年度より順次導入してきた。この音楽教育プログラムは多種類のプログラムで構成され、体系的な教育カリキュラムとして構築してきた。 これまで本プログラムはクライアントサイド技術のみで構築されていたが、平成18年度よりe-learningを中心としたシステムに移行している。独自の教材サーバを設置し、サーバサイド技術も併用したe-learningシステムの構築を現在進めており、また、e-learningに対応したコンテンツの作成も同時に進め、それを用いた教育の中で,その効果を順次測定している。 平成18年度は、現在10種類ある教材プログラムの中から、幼児教育学科の講義「音楽」に使用する単元をe-learningコンテンツとして再構築したが、今後は他のプログラムも順次再構築していく予定である。 また、今年度は、講義「音楽」の単元「音程」のe-learningでの教育効果を短期大学等で比較調査し、結果として高い効果が見られた。「音楽理論」の教育内容は、音律、音階、調(移調を含む)、音程、和音の構造の5つを中心にしているが、とりわけ「音程」は、受講生にとって難解な単元であり、この単元の教育効果がe-learningにより向上したことは、大きな意義があるといえる。サーバサイド技術の利用については、平成18年度は実験的なものであり、講義での利用は最小限にしてきたが、今後、発展的に継続利用していく予定である。
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Research Products
(6 results)