2007 Fiscal Year Annual Research Report
情報系学生のプログラム学習及び開発のための遠隔学習支援システムの研究
Project/Area Number |
18500737
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Research Institution | Shonan Institute of Technology |
Principal Investigator |
吉田 幸二 Shonan Institute of Technology, 工学部, 教授 (80341171)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮地 功 岡山理科大学, 総合情報学部, 教授 (30043722)
市村 洋 サレジオ工業高等専門学校, 専攻科, 教授 (10176307)
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Keywords | 遠隔教育 / ディスタンスラーニング / インターネット / WWW / ブレンディッドラーニング / WBT / 携帯電話 / ソフトウェア工学 |
Research Abstract |
表題の統合インターフェイス機構の仕様を作成し、知識・支援・履歴情報データベース間とのやり取りの仕様を設計し、基本的な機能は動作してきた。また、プログラムの初心者が取り組める機能とPERL言語を遠隔教育により自学自習で学ぶ機能も実現できた。そして、ロゴ的な言語によりプログラミングのイメージを初心者がつかめる機能も実現できてきた。そして、ゼミ等で使用し自学自習に良い効果は出ている。 一方、次に、ソフトウエア開発支援機構は、仕様書作成支援、モジュール結合作成支援の機能を実現し、学生が基本的なソフトウエア開発で学ぶべき事項を体系的に学べるよう支援する機能も実現しているが、それを効果的に支援することが難しい面もある。そのために、設計から仕様書を書くのは、人の介在の比率も考慮にいれる必要も考える。また、グループワークとコミュニケーションは、実際でのゼミでのコミュニケーションを使い、遠隔教育で支援できる部分と人がうまく介在した方が良い部分とがあり、この切分けを種々実験している。 20年度は、3年目の年でありソフトウエア開発を学ぶコンテンツの充実にも取組み、実践的な内容も充実し、WWW上のデータをアクセスしたトレース情報により学習者に対して、きめ細かいフォローができる遠隔教育システムの開発と実験に取り組んでいく。
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Research Products
(5 results)