2006 Fiscal Year Annual Research Report
中国沿岸部自由対流圏から浮遊してくる黄砂粒子の性状及び西日本に飛来するまでの変質
Project/Area Number |
18510015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
張 代洲 熊本県立大学, 環境共生学部, 助教授 (90322726)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古賀 実 熊本県立大学, 環境共生学部, 教授 (40131916)
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Keywords | 環境分析 / 大気現象 / アジア黄砂 |
Research Abstract |
研究実施の準備について: (1)設備の購入、点検、校正を行い、観測と分析などを計画した。 (2)中国山東省気象研究所にて泰山の山頂(36°25′N,117°10′E;標高1520m)での観測について研究打合せを実施した。 (3)中国海洋局第一海洋科学研究所にて青島市(36°06′N,120°27′E)での観測について研究打合せを実施した。 (4)アジア黄砂に関する国際討論会 International Workshop on Regional Ecology and its Environmental Effect-Dust storm, its impact and mitigation countermeasure-(北京、2006年12月4日-6日)に参加した。 (5)日本エアロゾル学会で本研究に関する研究発表を行った。 研究の実施について: 粒子の採集:平成19年2月から熊本県天草荒尾岳(32°23′N,129°59′E;標高342m),中国山東省にある泰山の山頂,青島市海岸近くの標高41mの建物屋上で数回行った。現在も黄砂の発生状況に応じて実施している。 粒子の分析:粒子の分析は熊本県立大学において電子顕微鏡を利用して随時に行っている。 結果の分析:現在粒子を分析しながら、得られたデータをまとめている。
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Research Products
(2 results)