2008 Fiscal Year Final Research Report
The "right to live in peace" clarified from the metaphysical standpoint based on Kant's critical philosophy
Project/Area Number |
18520031
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Philosophy/Ethics
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Research Institution | Nagano National College of Technology |
Principal Investigator |
NAKAMURA Hiroo Nagano National College of Technology, 一般科, 教授 (90141887)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 平和的生存権 / 平和 / 人権 / 自由 / 日本国憲法 / 教育 / カント批判哲学 / 形而上学 |
Research Abstract |
カントの「批判的方法」を基に「平和のうちに生存する権利」(日本国憲法前文)の「形而上学的」解明をおこない、次の結論に至った。 (1)「21世紀の権利」といわれる「平和的生存権」の形而上学的根拠は「自由」にあること、(2) この「自由」はその権利主体である「人格」「人格性」において「人格的自律」として確認されること、したがって、(3)「汝、平和を欲すれば、平和に備え、平和的生存権を培え」(『法律時報』1996年68巻9号61頁参照)。 という憲法学からの提言は最終的に「人格教育」(「教育基本法」第1条)の問題に帰着すること。 (3)「汝、平和を欲すれば、平和に備え、平和的生存権を培え」(『法律時報』1996年68巻9号61頁参照)。 という憲法学からの提言は最終的に「人格教育」(「教育基本法」第1条)の問題に帰着すること。
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Research Products
(14 results)