2008 Fiscal Year Final Research Report
The Concept of the Soul in Ancient Greek Medicine
Project/Area Number |
18520068
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
History of thought
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Research Institution | Kokugakuin University |
Principal Investigator |
KIHARA Shino Kokugakuin University, 文学部, 准教授 (10407166)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 比較思想史 / 古代ギリシア医学思想 / 古代ギリシア哲学 |
Research Abstract |
初期ギリシア哲学および医学における身体観の思想史的展開を、知の成立の問題との関わりに注目しながら考察した。とりわけヒッポクラテスからペリパトス派にいたるまでの哲学と科学の対立・連携の中で、身体および魂の相関性の問題を踏まえ、身体的調和が知性的活動と結びついた「病い」として強調されてきた「メランコリア」概念を中心にとりあげ、「病い」とは何かという本質的問いかけを射程にいれつつ吟味した。また、いくつかの初期ギリシア哲学に関する研究書、およびガレノスの著作の翻訳作業を進め、関連領域の諸議論をより広範囲に多角的な視野で捉え直そうと試みた点が本研究の成果である
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Research Products
(10 results)
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[Remarks] 木原志乃、「ヘラクレイトスー一人は何のために競うのか」、『人間会議』、宣伝会議、2006年夏号、70-73ページ
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[Remarks] 木原志乃、「学校まかせでよいのか一一自分にとっての真の価値と向き合ったソクラテス」『人間会議』、宣伝会議、2006年冬号、104-109ページ
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[Remarks] 木原志乃、「初期ギリシア哲学の文献事情」、内山勝利編『哲学の歴史』第一巻(中央公論新社)所収、2008、124-128ページ
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[Remarks] 木原志乃、「ソクラテスが説いた教育の本質」、『人間会議』、宣伝会議、2009夏号、222-227ページ