2008 Fiscal Year Annual Research Report
20世紀後半のロシア・中欧における非公式芸術の総合的研究
Project/Area Number |
18520181
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
鈴木 正美 Niigata University, 人文社会・教育科学系, 教授 (10326621)
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Keywords | 外国文学 / 芸術諸学 / 比較文学 / 芸術史 / 非公式芸術 / ロシア : 中欧 : バルト三国 / 前衛音楽 / 現代詩 |
Research Abstract |
1. 研究会・国際シンポジウム (1)2008年12月6日-16日、研究協力者のレートフ、スホーチンを招聘し、東京(東京工業大学、世界史研究所等)と新潟で4回の講演と研究会を開催した。12月12日には新潟大学において国内の研究協力者と共に一般公開の国際シンポジウム「1970-80年代の旧ソ連圏の非公式芸術」を開催した。 (2)鈴木正美は2008年3月13日、モスクワにおいて、研究協力者のスホーチン、レートフと共に研究内容・研究成果について会議を行った。 2. 海外における現地調査 鈴木正美は2009年3月11日〜16日、モスクワのヴィンザヴォートおよびズヴェーレフ現代芸術センター他の芸術関係施設において非公式の前衛芸術に関する研究調査・資料収集を行い、数名の非公式芸術家に聞き取り調査を行った。また文化センター「ドム」において前衛音楽関係者にも聞き取り調査を行った。 3. 研究成果の公開 鈴木正美は非公式芸術に関わる2本の論文を2冊の共著に分担執筆し、刊行された。また、雑誌に論文を1本発表した。さらに、上記1-(1)の国際シンポジウムを一般公開で開催した。 本研究の成果の一部をまとめ、研究成果報告書「現代ジャズ文化研究」を発行した。現在2冊目の研究成果報告書を編集・制作中である。これらの研究成果は鈴木正美のホームページで順次公開している。
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