2008 Fiscal Year Final Research Report
Integration of the Nation in the post-war Switzer land and Communities of disGourse-On the bases of unpublished documents of writers
Project/Area Number |
18520218
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
ヨーロッパ語系文学
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
HAYANAGI Kazunori Nagasaki University, 環境科学部, 准教授 (70332856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
NAKAMURA Yasuko 名古屋大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (70262483)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 出来事 / 物語 / ナショナリズム / スイス |
Research Abstract |
戦後スイスは、ヨーロッパの中央部に位置しながら、第二次世界大戦に関与しなかった「無垢」の国として自らのナショナル・アイデンティティを規定しようとしてきた。このことは、スイスの人口比で約70%を占めるドイツ語圏スイスにおいては、まさにその言語ゆえに重要であった。本研究では、戦後スイスを代表する作家であるマックス・ブリッシュの言説の軌跡を、メディアと知識人の作り出す言説の共同体との関連において跡づけることによって、スイスの国民統合の言説戦略と知識人との間の共生と抗争の諸相を明らかにした。
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Research Products
(12 results)
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[Remarks] 葉柳和則 : 『研究文献概観 : マックス・フリッシュ』、『Neue Beitrage zur Germanistik』Band. 7, Heft.2, 日本独文学会、P.272-292、2009年3月
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[Remarks] 葉柳和則 : 「スイスから見たEU」所収 : 西原和久、保坂稔編 :『入門・グローバル化時代の新しい社会学』、新泉社、P.132-135、2007年11月