2006 Fiscal Year Annual Research Report
ストレスの認識と生成における普遍性と言語個別性および訓練の効果
Project/Area Number |
18520343
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kyoto Women's Junior College |
Principal Investigator |
石川 圭一 京都女子大学短期大学部, 文学科, 教授 (40259445)
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Keywords | ストレス / 英語 / 音節構造 / 品詞 |
Research Abstract |
音声言語の認識と生成において、幼児・成人を問わずプロソディが重要な役割を果たすことが認められている。しかし、語のアクセントやストレスを認識・生成する際に、どのような要因が関わり、それら要因の普遍性・個別性、さらに訓練の効果について実験的に調べた研究は見当たらない。 英語はストレスアクセントをもつと考えられているが、どの音節にストレスを置くかを決定する要因は何であろうか。また、日本語はピッチアクセントをもつと考えられているが、日本語話者は何を手がかりに英語のストレスを認識するのであろうか。英語話者と同じ要因を利用するであろうか。さらに、日本語話者が英語単語のストレスの認識・生成訓練を受けると、その能力はどのように変化・向上するであろうか。 本研究は上記の問いに答えるため、英語話者と日本語話者を対象に、2音節からなる無意味語を材料として、音節構造と品詞が、語のストレスの生成と認識にどのような影響を与えるかを調べる。 平成18年度は、主に以下のことを実施した。 (1)実験材料の選定・作成 (2)プログラムの作成 (3)レビューを受ける (4)パイロットスタディの実施 (5)データの解析・考察 (6)パイロットスタディの成果の発表
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