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2006 Fiscal Year Annual Research Report

インターネットを利用した英語の結果構文についての意味統語論的研究

Research Project

Project/Area Number 18520381
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

大庭 幸男  大阪大学, 文学研究科, 教授 (90108259)

Keywords結果構文 / 結果述語 / 結果句 / 非能格動詞 / 非対格動詞 / 他動詞 / 小節 / 直接目的語制限
Research Abstract

本研究は英語の結果結果について、次の2点を明らかにすることを目的とする。
(1)結果構文に生起する動詞の種類と意味的特徴を明らかにする。
(2)結果構文に生起する動詞と結果句の選択制限を明らかにする。
結果構文については、これまでさまざまな理論的な枠組みで研究されてきたが、そこで取り上げられている例は、わずかなタイプの動詞を伴う結果構文に限定されており、結果構文の全体像が把握しにくい。そこで、本研究では、上記の2つの目的をかかげて実際の言語使用状況をインターネットによって調査する。
そのために、初年度(18年度)は、インターネット上でオンラインにより検索できるBritish National Corpusにアクセスできる環境を構築した。具体的には、ノートパソコンとソフトウエアを購入した。また、結果構文に関わる研究図書も揃えている。次に、18年度の具体的な作業としては、結果構文に生起する他動詞について行った。まず、先行研究で取り上げられた結果構文の例を収集した。得られたデータは詳しく分析し、どのような範疇の結果句が用いられているかを動詞別にリストアップした。その後、British National Corpusに検索をかけ、上記の以外の他動詞を伴う結果構文をデータベース化し、どのような動詞が結果構文に用いられるかを調査した。その結果、物を変形させることを示す動詞(例えば、shatter, tearなど)は前置詞句(PP)を選択し、物にある行為をする動詞(例えば、crush, poundなど)は前置詞句(PP)と形容詞句(AP)を取ること等が分かった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 英語の基本文型の見直し

    • Author(s)
      大庭幸男
    • Journal Title

      英文法 : 理論と学習文法のインターフェイス (印刷中)

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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