2008 Fiscal Year Final Research Report
THE EMERGENCE OF SYNTACTIC EMBEDDED STRUCTURE IN THE HISTORY OF ENGLISH : WHAT DOES THIS MEAN IN TERMS OF LANGUAGE EVOLUTION THEORY?
Project/Area Number |
18520392
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
English linguistics
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Research Institution | Hosei University (2008) Tokai University (2006-2007) |
Principal Investigator |
OSAWA Fuyo Hosei University, 文学部, 教授 (10194127)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 統語構造 / 創発 / 生成文法 / 埋め込み / 機能範疇 / 古英語 / 進化 |
Research Abstract |
本研究は「統語構造」は何故変化していくのかを生成理論の枠組みのなかで、明らかにしようとするものである。主節動詞の「目的語」として、節(不定詞を含む)が出てくる複文的構造は英語の歴史の中では、比較的新しい構造であることを主張し、このような埋め込みは、名詞句の中別の名詞句を埋め込む現象としてもみられることを明らかにした。さらにそれは、一般化していうと、ある概念の中に別の概念を埋め込むという、人間の言語の本質と深く関わっている問題であることを明らかにした。
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