2009 Fiscal Year Annual Research Report
英語学術論文作成のための自律学習支援システムの構築―ESP語彙リストに基づいて―
Project/Area Number |
18520433
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
田地野 彰 Kyoto University, 高等教育研究開発推進センター, 教授 (80289264)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺内 一 高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
金丸 敏幸 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 助教 (70435791)
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Keywords | 英語教育 / ESP / 語彙 / アカデミックライティング / EAP |
Research Abstract |
平成21年度の研究は、これまでに構築した「EAP学術論文コーパス」及び「各種ESP語彙データベース」を活用しながら、平成20年度に行った英語学術論文におけるムーブ分析などの言語学的分析の知見に基づき、英語学術論文作成のための自律学習支援システムの設計を行った。具体的には、論文のアブストラクトやイントロダクション部分を使用して、論文中のEGAP語彙リストに掲載されている語彙を自律的に学習するためのソフトウェアのシステム設計、ならびにプロトタイプシステムの構築を行った。研究代表者(田地野)が、開発した各学術語彙リストを活用しながら、各ジャンル内における特徴的な英語表現の選出を行い、研究分担者(寺内)が、英語論文作成指導に向けて、これら英語論文のジャンル内での英語表現間の相互関連性について検討し、これらの分析をもとにもう一名の研究分担者(金丸)が、学習システムの実装を行った。本研究で構築した自律学習システムは、英語論文の特定箇所を問題として指定することで、英語論文執筆の際に重要となる語彙の学習に向けた問題を自動的に作成することができる。なお、これらの研究については、「大学英語教育学会第48回全国大会」(北海学園大学、2009年9月)での学会発表、ならびに、科学研究費補助金報告書(『英語学術論文作成のための自律学習支援システムの構築-ESP語彙リストに基づいて-』、2010年3月)において、その成果を発表している。
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Research Products
(3 results)