2006 Fiscal Year Annual Research Report
仏語クラスにおける会話参加者のアイデンティティと関係性の(再)構築についての研究
Project/Area Number |
18520442
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
石川 文也 横浜市立大学, 国際総合科学研究科, 準教授 (60295524)
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Keywords | フランス語 / クラス / アイデンティティ / 関係性 / ディスクール / (再)構築 / 言語教育 |
Research Abstract |
「交付申請書」に記した「本年度の研究実施計画」に従い、以下のように研究を遂行した。 1.主として国内における外国語としてのフランス語教育の場における会話収集とコーパス(分析資料体)の作成・分析:コーパス(分析資料体)の収集の受け入れ先がフランスで見つかったため、平成19年度の計画の一部であり、比較的遂行が困難な海外でのコーパス(分析資料体)の収集をおこなった。実際には、トゥール学院(Institutdes etudes francaise de Touraine)でおこなわれた夏期講習の中で10クラスにおいて実際に収集をおこない、そのうち録音状態の良い6クラス分のトランスクリプトを終えた。 2.海外研究協力者からの専門的知識の提供:研究代表者(石川文也)が所属するパリ第三=新ソルボンヌ大学研究グループDILTECの下位グループDELCAの研究者Francine CICURELパリ第三=新ソルボンヌ大学教授、また同下位グループ研究員Eliane BLONDELパリ第三=新ソルボンヌ大学助教授から専門的知識を、メールによる交信によって提供してもらった。 3.海外における文献収集:「アイデンティティと関係性の(再)構築」に関する基本文献の中で、特に日本では入手困難なものをBibliotheque Sainte-Genevieve(サント=ジュヌヴィエーヴ図書館)で収集した。 4.研究成果の中間報告:研究成果の中間報告としてフランスでおこなわれた以下のコロキアムで報告をおこなった。これらの報告の原稿は査読を経て、出版されることになっている。 - Colloque international:《Voies de la reformulation. Contraintes - strategies - objectifs》,organise a Rennes par le LIDILE (Analyse Ingenierie Didactique Langues et Langages Specialises) de I'Universite Rennes 2-Haute Bretagne,19-20 mai 2006 - Colloque international:《Stereotypage, stereotypes : fonctionnements ordinaires et mises en scene. Perspectives interdisciplinaires》, organise a Montpellier par I'ARSER (Atelier de Recherche en Sociolinguistique et d'Etude des Representations) de I'Universite Montpellier III-Paul-Valery,21-23 juin 2006
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Research Products
(2 results)