2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18520455
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Research Institution | Musashi Institute of Technology |
Principal Investigator |
山崎 朝子 Musashi Institute of Technology, 環境情報学部, 教授 (80298017)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 典子 日本大学, 経済学部, 教授 (80203157)
島本 たい子 関西外国語大学, 短期大学部, 准教授 (40331714)
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Keywords | 英語力の向上 / カリキュラムと多読 / 多読実践 / 多読の効果 / 多読の問題点 / 多読教材 |
Research Abstract |
平成19年度の研究は,著作,論文の先行研究の文献調査を続行し,多読の効果検証のための多読授業を実施した。9月には日英・英語教育学会で発表を行った。 1)どのように「多読もしくは多読に類する授業」の実践が行われているか,多読授業の実態を調査すべく中学校・高等学校では6人の協力者に多読授業の指導事例を執筆してもらった。また,多読の効果を検証するために,前期,後期,通年の期間で,高等学校から1校,大学から11校の協力者を得て,多読授業を行ってもらい,多読の効果・授業の内容・多読授業の問題点に関して述べてもらった。検証の結果,多読が英語力の向上に役立ったという結果がどの実践校からも得られた。しかし,この有意差が多読だけのものとは断定し難く,多読をしないグループとの比較を含む更なる研究を続ける必要がある。 2)平成19年9月29日,成瞑大学で開催された日英・英語教育学会で昨年度実施したアンケート調査の結果の発表を行った。参加者からの質疑応答を多く受け,多読に関して多数の教員が関心を持っていることが分かったこと,また同時に,解決しなければならない問題点をそれぞれの教員が持っていることが判明した。 多読授業の検証により,多読が英語力を向上させることに役立つことが明らかになり,学会の発表により,多数の教員が多読に関心があることが分かり,英語教育において,今後も多読への視点を持つことが大切であると考える。
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Research Products
(1 results)