2006 Fiscal Year Annual Research Report
良質な教員採用試験(英語専門筆記)の研究開発及びその波及効果について
Project/Area Number |
18520465
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
脇田 博文 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (40352934)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松村 省一 龍谷大学, 国際文化学部, 助教授 (90331131)
二葉 晃文 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (40288650)
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Keywords | 英語教員 / 専門能力 / 教員採用試験 / 妥当性 / 波及効果 |
Research Abstract |
(研究活動) 本年度は日韓の教員採用試験に関する一般的情報収集及びその分析を行い、さらに日韓で実施するアンケート内容を最終的に確定した。その中で、これまでのパイロット・スタディとして行ったアンケート調査の再分析を行う中で、英語教員に求められる能力及び筆記試験での測定方法について深く検討する必要があった。詳細は以下の通りである。 課題(1)全国英語教員採用に関わる改善状況等についての資料・情報収集及び分析 課題(2)教員養成に関わる国内外の研究論文及び関連図書の収集 課題(3)日韓の全国教員採用試験問題(英語)の収集及び観点別分析 過去数年分の日韓教員採用試験問題を収集し、現在日韓それぞれを分析中。次年度に論文としてまとめる予定。 課題(4)韓国の英語教員養成・採用システムの開発・改善等に関する現地調査 韓国で情報収集を行う。特に現地韓国教員大学キム教授・ミン教授から研究協力者としての承諾を得る。ソウル教育庁、京畿大学、ソウル教員研修所からもアンケート実施に係わる協力を得られる。 課題(5)日本の中・高等学校教員採用試験(英語)の妥当性及び波及効果に関して、現職中高英語教員を対象にした調査 当初は日本に限定するものであったが、日韓比較調査が必要との結論に達し、日韓両方の現職教員を対象にアンケートを実施することとした。これに伴い、まず韓国版アンケートを最終確定した。平成19年5月下旬実施予定。またほぼ同時並行で日本版を作成中。 (学会発表) 2006年6月25日:第36回中部地区英語教育学会和歌山大会シンポジューム(於和歌山大学教育学部)発表者:脇田「英語教員に求められる能力とは何か-日韓英語教員採用試験に関する意識調査からの示唆-」 2006年10月28日:The 14th Annual KOTESOL International Conference, Seoul in Korea共同発表:松村・脇田"What are the qualities of "quality" EFL teachers?"
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Research Products
(2 results)