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2006 Fiscal Year Annual Research Report

体験型言語・文化学習の評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18520467
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKansai University

Principal Investigator

八島 智子  関西大学, 外国語教育研究機構, 教授 (60210233)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 共子  岡山大学, 文学部, 教授 (40227153)
椎名 紀久子  千葉大学, 国際教育開発センター, 教授 (40261888)
Keywords国際的志向性 / 英語学習動機 / 異文化接触 / 国際ボランティア活動 / 異文化コミュニケーション / 地球市民意識 / 海外研修 / 体験学習
Research Abstract

平成18年度は、まず先行研究の調査と分析から着手し、各プログラムについて、第1次質問紙の作成を手がけた。質問紙の作成・実施・分析や海外での実施などについては、カナダよりDr.Kinberly Noelsを招聘し、氏と十分に議論し検討した。
研究協力者(椎名)と共同で進めている大学生短期語学研修プログラムについては、18年度9月に、研修参加者に対し、英語の習得、学習の意味、ホストとのコミュニケーションに関する記述的質問紙を実施した。これについては現在分析を進めており、英語の語彙や表現の習得の側面については、成果の一部を発表した。
国際ボランティア活動については、18年10月に帰国者の面接を行い、その書き起こし、オープンコーディングを行い、質的な分析を行った。帰国後の交換会に参加することにより、その経験の中身を吟味し、参加者の帰国後の様子を観察した。このような質的分析を通して具体的な研究課題を設定し、得られたカテゴリを元に、英語教育的側面を中心とした学習動機・態度に関する質問項目と、世界市民意識、異文化への態度に関する側面、さらに自己効力観、自己概念、社会的スキルに関する質問項目を検討し、質問紙を作成した。現在試験中であり、19年度4月より、19年度国際ボランティア・プログラム参加者対象に実施をはじめるべく準備中である。
また、高校生を対象とした体験学習の研究としては、英語学習態度・動機、異文化接触による自己概念の変化、国際的志向性自立的な学習態度、英語で積極的にコミュニケーションをする意思などのスケールを盛り込んだ、質問紙を作成し、短期海外研修プログラムをもった高校において、200名を対象に1月に試験的に実施した。現在分析し、質問紙に改善を加えている。この質問紙を用いた調査は、19年度の4月末と12月に2回実施する予定である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2007 2006

All Journal Article (2 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 在日韓国人の言語使用とアイデンティティー2007

    • Author(s)
      鄭喜恵, 八島智子
    • Journal Title

      多文化関係学 3号

      Pages: 142-149

  • [Journal Article] 感情スクリプトと第二言語コミュニケーション2006

    • Author(s)
      八島智子
    • Journal Title

      外国語教育研究 第10号

      Pages: 43-58

  • [Book] 英語授業実践学の展開2007

    • Author(s)
      竹内理他編
    • Total Pages
      363
    • Publisher
      三省堂

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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