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2006 Fiscal Year Annual Research Report

英語の発音指導法の開発:国際英語の観点に基づく導入から矯正まで

Research Project

Project/Area Number 18520470
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKansai University of International Studies

Principal Investigator

有本 純  関西国際大学, 教育学部 英語教育学科, 教授 (50132626)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐伯 林規江  同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (80225747)
吉田 晴世  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40210710)
河内山 真理  関西国際大学, 准教授 (50290424)
山本 勝巳  関西福祉大学, 社会福祉学部, 准教授 (40249818)
山本 誠子  神戸学院大学, 経営学部, 准教授 (90269879)
Keywords音声学 / 英語 / 教育学
Research Abstract

1年目は、以下に示す2つの研究内容を行った。
1)発音の導入指導法開発
小学生一中学1年生までの英語学習者を対象として、音声学の専門用語を使用せず、調音法を平易なことばでこどもに理解しやすく説明する為の表現を工夫した。その際に指導者に対する注意点を補い、必要な練習教材を作成した。例えば、/a/では、「あくびの時の口のように大きく縦に開きます」という説明である。また、単音(子音・母音)だけでなく、音声変化(脱落・連結・同化など)や基本的な音調についても指導法を扱っている。2月に英語教育セミナーを開催し、これらの指導法を参加者に示して、その実践とフィードバックを依頼している。
2)聞き取り実験
日本人の発音する単音について、ERJデータベースから15種類を選択し、合計70語を実験材料とした。英語母語話者、日本人英語学習者、日本人以外の英語非母語話者の三者を対象に、聞き取り実験を実施し、その容認性の程度を調査した。音響分析は、「いわゆる日本人英語と言われる発音」を中心に行い、英語の母語話者(特にアメリカ英語)とは異なる発音でも、EIL(国際語としての英語)という観点からは、容認性が認められるものがあった。例えば、語頭の破裂音では、日本人学習者は気息音が不足していると指摘されるが、容認性ではあまり問題にならない。また、/r/では丸みを帯びた唇の形によって、舌の位置における問題を補えるなどである。また、外国語話者の判定は、その母語の影響から、予想外の反応も見られることが判明した。それらの成果の一部は、外国語教育メディア学会の第46回全国研究大会(京都産業大学)において、研究発表した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 日本語話者の英語発音 -容認性に関する実証研究-2007

    • Author(s)
      河内山真理, 山本勝巳, 山本誠子, 牧野眞貴, 有本 純
    • Journal Title

      関西国際大学コミュニケーション研究叢書 No.5

      Pages: 21-31

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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